11/12(木) VMN Live!『1.異所性尿管 2.前立腺縫縮 3.尿管結石』を視聴しました。
またいつものwebセミナーです。
1. 異所性尿管とは、腎臓で作った尿は尿管を通って膀胱へ行くわけですが、その尿管が膀胱の膀胱三角という場所ではなく、直接尿道へ繋がっていたり、膀胱の出口あたりに開口していたりすると、尿がいつも淋歴して(ポタポタ落ちること)、尿漏れして、(この病気はメスに多いのですが)陰部周りが尿でただれているといった病気です。
異常な尿管をほぼ正しい膀胱の位置に開口させるように縫合するという手術になります。
バオでもハスキー全盛の頃、ハスキーのメスで経験しています。
当時はエコーもなく、レントゲンの造影検査で診断して、手術で改善しました。
2. 前立腺縫縮
今回は膿瘍ができたものを、まず切開して中の膿を出して、嚢胞をマットレス縫合でスペースをなくすやり方で縫合していました。
前立腺の異常もエコーの精度が上がって、発見しやすくなりました。
去勢や内科的な治療で改善する前立腺の異常もありますが、オペが必要なケースもあります。
3. 尿管結石
今回のケースは腎石もあり、尿管にも結石がつまったケース。
尿管の結石を尿管切開で摘出し、縫合したもの。
尿管結石はレントゲンの方が検出しやすいかもですね。
尿管がつまると、腎盂が拡張したり、水腎症になったりと腎臓へ影響しますから、やはりオペが必要になりますね。尿管ステントという方法もありますが、縫合で済ませられるケースはその方がベターなように思います。
診察終わったころの20:30から始まるオペのライブ。ライブと言っても今日の3題は録画ですけどね。質問はうけてくれて、その場で回答してくれるというところがいいですね。
今日もちゃんと質問しましたヨ。
夜が寒くなってきましたね。
あなたのかわいいパートナーも冷えないように気をつけてあげて下さいね。
ではでは、Dr.BAOでした(^_^)ノ
Bonne nuit (オヤスミ)
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