9/4(日)は、『肝外胆道系疾患の臨床』セミナーを聴講しに尼崎まで行ってきました。
9月は季節の変わり目ですね。
涼しいかなと思いきや、今日はジリ暑でしたね。
尼崎までで汗ダーダーでしたゞ
さて、今日の講師は、出た! 大学の超優秀な後輩、岡山の小出先生でした。
ここだけの話、先生が繰り出すちょこちょこっとした昭和ジョークが面白いほど自分のツボにハマりまくりで、うつむいて肩を揺らしてました笑
あ、さて、内容はやはり素晴らしいものでした。
肝外胆道系の解剖・生理に始まり、診断、臨床病理学的検査、内科的治療、そして外科的治療。
小出先生は外科、とくに肝臓・胆嚢・胆管の外科では日本で何本かの指に入る先生なので、外科の話は特に参考になります。
応急的胆嚢ドレナージ
胆嚢切除術
大十二指腸乳頭括約筋切開術
胆管ステント留置術
胆嚢十二指腸吻合術
など
あと、各論として
胆嚢粘液嚢腫
胆嚢炎
胆石症
肝外胆管閉塞
胆泥
などについて。
肝外胆管閉塞の病態には膵炎が併発していることが非常に多い、っていうのは先週の宇根先生もおっしゃっていましたが、小出先生も画像などを使ってわかりやすく解説して下さいました。
周術期死亡率が犬の場合25%もあるのは、犬の肝外胆管閉塞がそういったそのほかの病態が非常に複雑にからんでいる結果なのです。
バオも超音波手術器を導入して、より安全に肝臓・胆嚢・胆管の外科が行えるように準備しました。
でもね、これ本心だけど、どんな医療器械も活躍しなくてもみんなが健康でいてくれたら一番だなと。
でも、そういう時が来るまで、できることをできるだけ増やして、少しでもみんなが元気になってくれるように努力を重ねていく所存ですよ。
大学の後輩、でも立派な先生。
なんとなくあの頃の自分を思い出させてくれてありがとね。
じわっときてるDr.BAOでした😭
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