2017年4月17日月曜日

先制動物医療研究会 特別講演会"攻める栄養管理という新しい考え方"

4/16(日)は、先制動物医療研究会 特別講演会"攻める栄養管理という新しい考え方"に参加するために、東京国際フォーラムに行ってきました。

先制動物医療研究会はこのたび立ち上げられた新しい研究会。

設立趣旨は、要約すると、「家庭動物、畜産動物が、病気にならないためにやれることをやっていこう(病気になってからのことを研究・実践する研究会・学会は山とある、ので。。。)」という本当の意味での予防医療を実践するための会であると。

いいですね。
ここのところのDr.BAOの考えと一致していることは、このブログを読んでいただいている方にはおわかりですよね。

ちゃんと朝から行ってきましたよ。

まず会長である日本獣医生命科学大学の荒井先生から、「新しい動物医療システムの構築」と題して、研究会設立の経緯・趣旨をからめた、獣医界を取り巻く状況などをふまえての、真の予防医療の重要性を述べられました。

次に、同じ日本獣医生命科学大学の岡田先生が「米国においてのペットフード事情から学ぶ獣医師の責任」というテーマで、栄養学的な切り口を示して下さいました。

午後のセッションは、BalanceIT社長(獣医師)のDr.Sean Delaneyの特別講演。
1. 「ペットの肥満の栄養管理」
2. 「手作り食の落とし穴」

1.は、大学教育で「肥満」というレクチャーは全体の0.03%の時間なのに、小動物の一般外来の症例の40%が(主訴がそうというわけでは無いが)肥満である、と。つまり、臨床において、我々は実践しながら学んでいかねばならないわけで。
明日から、直接ご家族にお話しできるネタもそこそこ仕入れました(笑)。

2. は、近年、ペットの子供化、フードへの不信感、ご家族の哲学、ご家族の時間的経済的余裕などから、ペットフードではなく、手作り食を家庭動物に与えるご家族が増えている。しかし、間違った情報などから、栄養学的には不適切な栄養管理になっている場合が多い。
Dr.Seanが開発したソフトでかなり速く、食材や体重などの入力から、該当するレシピが示される。
(ちょっとCMも入ってましたが、元々はUC Davisの先生でもあったので、いろいろ有用な情報も聴けました)

東京国際フォーラム。いいですね。
自分が何か講演をすることがあれば、ぜひこの会場でやりたいと、思って帰って来ました。笑


東京や神戸のセミナー時に(アルコールを)飲む(もちろんセミナー修了後ですよ!)、というパターン。(それ以外は最近ほんとに飲みませんね)
帰りはずっとiPadでまた別のレクチャー動画をずっと観ながら🍷チビりながら、新大阪に。

さあ、桜も残り咲き。
自律神経のバランスが崩れやすい時期。
リフレッシュして乗り越えましょう\(^_^)/

Dr.BAOでした〜(^_^)ノノ゛


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