本日8/20(木)、VMN Live! 『1.子宮蓄膿症、脾臓腫瘤摘出 2.腰部椎間板ヘルニア 3.猫の上腕骨骨折整復』を視聴しました。
ここのところお世話になっているウェブセミナーでした(^_^)ノ
ここのウェブセミナーの良いところはLive!ということですね。
講師の南先生が手術をしながら解説してくれる、解説してくれながらオペしてくれるというところです。
今日はオペは録画でしたが、例えば質問があれば画面から送信すれば、直接画面の中の南先生が答えてくれるというもの。
今日もいくつか質問しました達郎。
あ、さてー、内容についてですが、
避妊手術をしていない中年期以降のメスのワンちゃん、ネコちゃんには子宮蓄膿症が時々見られます。必ずその病気になるわけではないのですが、中年期以降の未避妊のメスのワンちゃん・ネコちゃんの多くの病気の鑑別リストには必ずこの病気が入ってきます。まあそれだけそこそこ多い病気とは言えます。
脾臓の腫瘤は良性のものから悪性のものまで様々で、術前検査でエコー下での針生検には血管が豊富な臓器なので脾臓はあまり向かない。つまり、お腹開けてみて、肉眼的に異常ならば、脾臓摘出ということになることが多く、その後の病理検査で良性悪性が分かるといったことが多いですね。
腰部椎間板ヘルニア。
ミニチュアダックスの飼育頭数が減ってきていますので、このオペも減ってきています。
ただ、ビーグルやペキニーズにも多い病気ですので、今後なくなることはないのでしょう。
講師の南先生の病院は他院からの紹介症例の多い病院ですし、椎間板物質の突出がCTで確認されれば外科的に摘出するというのが流れになっていて、病態のグレートにかかわらずオペをするとおっしゃってました。
バオでは、やはりグレードを重視します。Ⅰ~Ⅲのグレードは基本的にオペはせず内科的に治療を開始します。グレードが上がっていくような進行症例でなければ、その後治療期間の長短の差はありますが、なんとか回復していますね。グレードⅤはさすがになるべく早く二次病院に連絡してCT検査からオペの予定を組んでもらいます。グレードⅣがよく悩むところです。通常スタンダードな考え方ならオペなのでしょうが、バオでは過去何例かで鍼治療を含めた内科治療で良くなっていますので。ご家族とよく話をして決めさせていただいています。
上腕骨の骨折。
このネコちゃんも外に出て帰ってきたら跛行していた、ということで、交通事故でしょうね。ポメラニアンやヨーキーやその他小型の室内犬ですと圧倒的に前肢の橈骨尺骨骨折が多いと思います。バオでも先日ポメラニアンのオペをしました。
ネコちゃんは室内飼いならば本当に骨折は少ないと思います。あとはマンションのベランダからの落下は気をつけて下さいね(^_^)ノ
ぼちぼち夜が思ったよりも涼しかったりする時期ですね。
日中の暑さとの落差が出てくる時期は、またいろいろ体調を崩しやすくしますね。
かわいいパートナーも、そしてご家族も、お気をつけ下さい(^_-)-☆
ではでは、Dr.BAOでした〜\(^_^)/\▼・ェ・▼/\=^_^=/
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