ひきつづき、8/30(日)はペット中医学応用講座「脾・胃の生理と病理」も聴講しました。
中医学でいうところの『脾』は、西洋医学の脾臓とはだいぶ異なります。
中医学では、後天の本の水穀精微をつくるところという大変重要な働きを持っています。
西洋医学的には小さな腫瘍があったら躊躇無く切除されてしまう臓器なんですけどね。。
脾と胃で消化全般を司るのです。
それだけではなく、統血をつかさどり、脾に異常があると出血傾向が起こったりするわけです。
またまたそれだけではなく、「思は脾の志」とも言い、考えることと脾は密接につながっているとされます。
「筋肉にあって、四肢を司る」とか
「口に開竅、華は唇にある」とか
「涎は脾の液」とか、もうそういう世界なんです。
Dr.BAOも最初はぽかーんぽかーんでしたが、少しずつ進めていく中で、少しずついろんなことがつながってくるんですよ、これが。
イスクラ産業さんの動物用漢方の中で消化器疾患によく使うものといえば『三仙』があります。
これも三仙単味ではなく、何かと組み合わせて使うことが多くなっています。
やはり消化器疾患は毎日の診療ではトップスリーに入りますから、毎日遭遇しますから、少しでもより良い診療を目指す中での中医学診療の役割はこれからもますます大きくなっていくことに思われます。
ではでは、少し寝不足のDr.BAOでした〜(〜〜)〜
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