Web Liveセミナーです。
今回の症例は↓
(ウェスト・ハイランド・ホワイトテリア、14歳、避妊メス)
【稟告】慢性中耳炎および耳道周囲の膿瘍
【検査】CT検査および感受性試験
左鼓室包内および左外耳道に占拠物。
感受性試験にて薬剤耐性菌。
⇒ 中耳炎の治療を繰り返すも改善が見られないため、
本日、ライブにて全耳道切除術を実施。
というものでした。
今回の症例も耳道内にポリープ状のものがありましたが、耳道内に腫瘍などが存在する場合、このオペをする前にやはりCT検査は必要ですね。と耳科専門の先生もおっしゃってました。
バオはCT撮影を現在、主に北摂ベッツセンターに依頼していますので、このオペをする際には前もってCTを撮ってもらってからということになります。
それと、このオペの場所には顔面神経が走っています。ひどい耳道炎を起こしているとそれだけでも顔面神経麻痺症状が出ることがありますし、このオペ後にはある程度の割合で軽度から重度までの顔面神経麻痺が出ると言われています。
耳道の炎症から解放される代償としてのマイナス(顔面神経への影響)を上回るプラスが得られるなら、オペを進めても良いのでしょうね。
インフォームドコンセントを通して、ご家族のお考えも一致すればの話ですけどね。
現在バオでは、このオペをせず、地道に対応している例があります。
ご家族が全耳道切除を望まれていないからです。ならばその方針に沿って全力で取り組む。それがバオのやり方です。
お盆休み無しのお盆明けはカラダがキビシーっ\(≧_≦)/
ガンバルー\(≧_≦)/☆
Dr.BAOでしたー\(≧_≦)/w
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