2015年8月29日土曜日

ペット中医学応用講座「肝・胆の疾患」

本日2015.08.28、ペット中医学応用講座「肝・胆の疾患」 をウェブセミナーで視聴しました。

中医学でいう『肝』と西洋医学の『肝臓』は同じ所と違うところがあります。
中医学の『肝』は疏泄・造血が主な働きとすると、西洋医学の『肝』は物質代謝が主な働き。で、共通するところが、消化と吸収、胆汁の分泌ということになります。

肝炎→肝硬変→肝がんの流れで、それぞれの弁証がどうであり、論治はどうなる、という話の中で、肝がんにならないようにするためには、"健脾利湿"が大切とのこと。
健脾とは、消化器を良い状態にするということで、利水とは"湿"の状態を改善するということ。

バオでも使っていますイスクラ産業の動物用漢方の中で、利胆効果が期待できるのは『通淋』、肝臓保護作用が期待できるのは『西伯利亜』、消化器保護は『三仙』、清熱解毒が期待できるのは『清肌』ということなので、肝・胆の疾患の中でも、様々な病態に応じて、漢方も使い分けることになります。

それと、Dr.BAOがここんとこ非常に興味を持っている『薬膳』に関しては自分で調べましたが、"健脾利湿"の働きのある食材は、空豆とか玉蜀黍(とうもろこし)とかがありますね。他にもあるかもしれないので、また勉強します(`・ω・´)ノ

Dr.BAOはオペも普通にしています(^_^)ゞ
動物さんに負担が少なく、効果が期待できるものは、洋の東西を問わず採り入れているDr.BAOなのです☆

では、お疲れ様でした。

またお会いしましょう\(^_^)/\▼・ェ・▼/\=^_^=/♪


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