2016年8月5日金曜日

VMN Live! 『肥満細胞腫摘出(陰茎全摘)および会陰尿道瘻造瘻術』

8/4(木)午後診終了後、VMN Live! 『肥満細胞腫摘出(陰茎全摘)および会陰尿道瘻造瘻術』 を視聴しました。

今回の症例は、チャイニーズクレステッドドッグ 8才 オスのペニス包皮に肥満細胞腫ができて、ペニスも一緒に切除するので、尿道開口部を新たに会陰部に作るというものでした。

肥満細胞腫はよくみる腫瘍のひとつ。
皮膚表面に出来たものは細胞診でも特徴的なものは院内でもだいたい診断がつきます。(オペ前提のものはバオでは更に検査センターに検体を出させてもらっていますが)

今回の肥満細胞腫は場所が悪すぎたということで、ペニスまでとることに(≧_≦)
まあこのあたりも、この外科ライブセミナーをやっている病院が二次病院的なところだからということもあると思いますね。
通常の一次病院でなら、包皮だけの切除でしばらく経過を見るのではと思ったりもしました。
肥満細胞腫の切除にはけっこうマージンをとることになりますので、皮膚が引っ張ってこれる場所なら、通常の縫合で大丈夫ですが、皮膚の少ない四肢その他では、皮膚をはるばるもってくるような有茎皮弁のようなやり方が必要なこともあります。

けっこう男性獣医師には心理的抵抗のあるオペでしたが、時間はそれほどかからず、質問コーナーが長かったので、Dr.BAOもいろいろ質問しました(^_^)

バオは中医学にもチカラを入れていますが、外科もそれなりにがんばっています。
手術機器もまた新規導入を考え中です。
すべてはあなたのかわいいパートナーのために。。的な(^_-)-☆

ではでは、暑い毎日が続き脳みそニュルけそうになりますが、がんばりましょう\(≧_≦)/
ちなみに〜、お盆休みはありませ〜ん。日曜のみの休診で〜す。

Dr.BAOでした(^_^)ノノ゛


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